マー君同僚右腕 ケガから驚異の回復に「何もなかったかのよう。凄い」

[ 2015年2月18日 12:15 ]

キャンプ地で練習するヤンキースの田中 (AP)

 メジャー2年目を迎えるヤンキースの田中将大投手(26)が18日にキャンプ地のフロリダ州タンパでマイナーリーグの選手にまじり、練習を行った。

 昨季は7月に右肘じん帯部分断裂のために戦線離脱を余儀なくされた田中。米メディアもそのケガからの回復具合が気になるようで「グラウンドレベルから最長60メートルまで距離を伸ばして行われた34分間の投球練習は最後に18メートルに距離を縮め、16球を投じて終了」と詳細に練習の内容を伝えていた。

 チームメートの先発右腕ノバは田中の順調なケガからの回復ぶりに「あれだけのケガをしながら昨季終盤に2試合登板して、きょうここで何もなかったかのように投げている。凄いよ」と目を丸くした。ノバは昨季、田中と同じく右肘を痛め、こちらは手術を決断。現在は6月の復帰を目指してリハビリ中の身だ。

 「田中の肘の状態を意識してキャンプのスケジュールを進めなければいけない」と語るのはロスチャイルド投手コーチ。ただ、同投手コーチは「変に焦らせるようなことはしない。彼が日本でしっかり調整をしていたことは把握しているからね。キャンプではその成果を見たいだけ」と過剰な心配はしていないようだ。

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