中日ベテラン勢に試練…岩瀬わずか16球切り上げ、川上は右肩痛

[ 2015年2月18日 06:52 ]

中日の岩瀬

 守護神が開幕に「黄信号」だ。中日の岩瀬仁紀投手(40)が17日、北谷球場で今キャンプ2度目のブルペン入り。8日以来、9日ぶりと十分に間隔を空けたにもかかわらず、わずか16球で投球を切り上げ、調整遅れが深刻となった。

 「久しぶりだったんで確認の意味で投げた。前回の後の状態があまり良くなかったので、間隔を取りながらやっている。ボール自体は良かったけど(体の)感触がまだ良くないですね」

 前回の投球も25球。キャッチボールは普通に行っているが、キャンプも半分以上が終わった段階でブルペンでは計41球しか投げられていない。昨年8月に痛めた左肘の状態を見ながら慎重に調整しているとはいえ、一向にペースが上がらないのが心配だ。

 「本音を言えば、もう少し進みたい。でも慌てないようにしないと。あした以降も当日の様子を見ながらですね。段階を踏んでいくしかない。それしかできない」と歯切れが悪かった。

 また、2軍調整中の川上も、右肩痛で開幕が絶望的。竜の黄金期を支えた両腕が、試練の時を迎えている。

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2015年2月18日のニュース