さすが欧州代表!ソフトBオランダ人右腕に高評価「タイミング取りづらい」

[ 2015年2月18日 05:30 ]

紅白戦で1イニングを3人で抑えたバンデンハーク

ソフトバンク紅白戦 白組5―2紅組

(2月17日 アイビー)
 ソフトバンクの新外国人・バンデンハークが、紅白戦で実戦デビューし、わずか10球で「欧州代表」の実力を証明した。白組の先発として、1番・本多を147キロの直球で左飛、続く中村晃を136キロのカットボールで見逃し三振に打ち取ると、3番・江川にはこの日最速148キロの直球で中飛に打ち取った。

 「スピードは気にしない。制球がまとまっていたのが良かった」と振り返ったが、7球投げた直球は全て145キロ以上をマーク。1メートル98の長身で、昨季リーグ最多の176安打を放った中村晃も「角度があってコントロールがいい」と絶賛した。

 オランダ出身のバンデンハークは昨季、韓国プロ野球で13勝を挙げ、奪三振(180)と防御率(3・18)の2冠に輝いた。5カ国語を話し、昨年12月からは日本語も勉強中。「日本の選手は打撃技術が高い。これから情報をつかんでいければ」と研究も怠らない。この日、3月10、11日に侍ジャパンと強化試合で対戦する欧州代表にも選ばれた。工藤監督も「体の動きがゆっくりだけど腕の振りが速いのでタイミングが取りづらい」と評価。開幕ローテーション争いは激しさを増してきた。

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2015年2月18日のニュース