ヤンキース Aロッドが三塁手争うライバルに心理戦?

[ 2015年2月17日 12:03 ]

ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手 (AP)

 米メディアは16日、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(39)がチームメートで、今季は正三塁手の座を争うチェース・へドリー内野手(30)と連絡を取り合っていると報じた。

 昨季は薬物規定違反のため全試合出場停止処分を受けたロドリゲス。チームはその穴埋めのため、シーズン途中にへドリーを補強。オフには再契約も交わした。

 今季はロドリゲスの処分が明けてへドリーとポジションを争うことになるが、その状況下、ロドリゲスはまだチームメートとして顔を合わせていないへドリーと連絡を取り、自身の紹介をしたという。

 この話をメディアに明かしてくれたへドリーは「正三塁手の話題は上がらなかった。自分もロドリゲスもチームの勝利を考えている。それが一番重要なこと。自分は試合に出てベストを尽くすだけだよ」とポジション争いについて過剰に意識していないことを強調していた。

 一方のロドリゲスは指名打者での試合出場が有力視されているが、本人は三塁手のポジション獲りに意欲的。地元ニューヨークではこの件を悪名高いロドリゲスがへドリーに対して集中力を乱すため、心理的な揺さぶりをかけているのではないかと揶揄(やゆ)する向きもある。

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