19歳キューバ内野手 新規定“適用第1号”今週メジャー移籍決断へ

[ 2015年2月17日 06:10 ]

 キューバの若手No・1との呼び声高いヨアン・モンカダ内野手(19)が、今週中にも移籍先を決断すると、複数の米メディアが報じた。

 1メートル88、93キロの両打ちの強打者をめぐっては、ヤンキース、レッドソックス、ドジャースなど12球団が大争奪戦を展開。同選手の代理人によると、今週中には各球団を対象とした公開練習会を終える予定で「なるべく早く結論を出して、キャンプに参加させたい」としている。

 米専門誌「ベースボール・アメリカ」は「15年ドラフトの対象であれば全体1位になるだろう」とし、15日(日本時間16日)付のニューヨーク・ポスト紙は契約総額は5000万ドル(約59億5000万円)に達するとした。大リーグ機構は今月上旬にキューバ選手と契約する際に必要だった米政府の許可の取得を撤廃しており、モンカダが新規定の「適用第1号」になるとみられる。

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2015年2月17日のニュース