「元・回文芸人記者」DeNA編「大器いたね!!奇跡!!関根大気いた!!」

[ 2015年2月14日 07:40 ]

 DeNAの注目株、関根大気。期待を込めた回文「大器いたね!!奇跡!!関根大気いた!!」をぶつけた。19歳は「僕でいいんですか?うれしいです。ありがとうございます!」と目を輝かせた。

 高卒1年目の昨季は10月4日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初打席初安打をマークするなど、大器の片りんを見せた。50メートル5秒9の俊足と遠投115メートルの強肩。さらに「ホームランバッターではないけど、単打だけではない。“小力”がある」と胸を張る。

 野球センスもさることながら、この回文企画で12球団を回り、一番イケメンだと思ったのが関根。俳優・松坂桃李似の「最先端、端正さ」(回文)の甘いマスク。最先端の顔ってなんだ…。

 ちなみに、芸人でも顔は大きな武器。広~い宴会場にお客さんが2人という地獄の営業(しかも一人はネタ中に寝てしまった…)も経験したが、イケメン芸人は常に多くのファンで客席がにぎわう。野球選手も同じ。イケメン関根なら球場にファンを呼べる。今季は「開幕スタメンしか考えていない」と宣言。「聞いたぞ!!大気」。(回文)。

 連載は今回で終了。選手のみなさん、大切な時期に取材にご協力いただきありがとうございました。ネタ切れするかと心配だったが、13回やりきれた。回文ネタはまだまだある!!またどこかで披露できれば…。「ネタまだまだ、またね」(回文)。=終わり=

 ▼回文とは 「竹やぶ焼けた(たけやぶやけた)」「確かに貸した(たしかにかした)」など、普通に読んでも、逆さから読んでも同じになり、意味が通じる文のこと。言葉遊びの一種。

 ≪まだあるぞ!!【DeNA】回文≫
▽「野茂、大谷、三上似た大物」(のもおおたにみかみにたおおもの)1メートル90の長身で、顔が日本ハム・大谷に似ている三上。上手と横手から投げ分ける画期的な「二刀流投法」は、ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏の「トルネード投法」のように、今後、まねをする選手が出てくるはずだ。

 ◆渡辺 剛太(わたなべ・ごうた)1980年(昭55)10月27日、東京都墨田区生まれの34歳。横浜国大在学中の03年1月に唐沢拓磨とお笑いコンビ「レム色」を結成。04、05年に「M―1グランプリ」準決勝進出。ネタ本も出版したが、08年3月に解散。09年4月にスポニチ入社。東京本社編集センター、福島支局勤務を経て、昨年10月にスポーツ部の野球担当になった。

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