亜大へ進学 沖縄尚学・山城初練習「覚悟はしてきた」

[ 2015年2月10日 18:27 ]

亜大・4月から進学予定の亜大で練習に初参加した沖縄尚学のエース山城

 4月から東都大学リーグ・亜大に進学予定の沖縄尚学・山城大智投手が10日、日の出町の同大グラウンドで初練習に臨んだ。

 温暖な沖縄からやってきただけに「アップしても体が温まるのに時間がかかりますね。温め方とか体のケア、自己管理をもっと意識していかないと」と関東の寒さを実感した様子だった。

 足を高く上げるフォームで「琉球のライアン」の異名をとり「今のところフォームを変えるつもりはない」。大学でも独特のフォームが見られそうだ。昨秋のドラフト候補にも挙げられたが、進学を選択。「精神的に、一回りも二回りも成長しなきゃいけないと思った。亜大は大学No.1の取り組みをしていると聞いたので、ここなら成長できると思った」と進学の理由を明かした。

 昨年甲子園では春夏連続で8強に進出。U―18アジア選手権日本代表入りも果たしたが「高校時代のことを引きずるのもどうかなと思って」と思い出の品は持ち込まなかった。必要最低限の野球用具と服、生活用品など段ボール2つとバッグ3つだけを携え、前夜に入寮を済ませた。「覚悟はしてきた。先輩たちを見習って、追いついて追い越せるくらいになっていきたい」と気合十分。生田勉監督は「まずはじっくり育てていきたい」と話した。

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2015年2月10日のニュース