真中監督 開幕投手争いでうれしい悲鳴!ライアン2年連続へ意欲

[ 2015年2月9日 05:30 ]

今キャンプ初めて打撃投手をする小川

 ヤクルトの開幕投手争いが幕を開けた。フリー打撃に小川、成瀬、石川の有力候補3人がそろって登板。真中監督に「迷えるのは層が厚いということ」と、うれしい悲鳴を上げさせた。

 最有力の小川は打者2人に対して直球中心に42球を投げ、安打性の当たりをミレッジの1本に抑えた。クイック向上を掲げ、キャッチボールから意識的に着手。2年連続2度目の大役へ「1つ目(開幕)で戦えるのは特別なこと」と意欲的だ。

 昨季までロッテで5年連続務めた成瀬は「(入団会見で)開幕投手をやりたいと言ったのは撤回します」と切り出して笑わせたが、打者2人に43球で安打性は3本。3年ぶり8度目を目指す石川も、打者2人に41球で安打性5本と存在感を示した。真中監督は「今検討中です」とし、実戦登板などをチェックし、今月中にも最終決断を本人に通達する予定だ。

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