BC石川の新監督に元ロッテのフランコ、56歳で選手兼任

[ 2015年2月8日 16:37 ]

ロッテ時代のフランコ

 野球の独立リーグ、BCリーグの石川ミリオンスターズは8日、来季新監督に元ロッテのフリオ・フランコ(56)が就任すると公式サイトで発表した。選手を兼任する。10日に記者会見が行われる。

 1982年、米メジャーデビュー。レンジャーズ時代の91年、打率・341で首位打者を獲得。シルバースラッガー賞5回、オールスターゲーム出場3回を誇り、90年には球宴MVPに輝いた。

 23年間のメジャー通算成績は打率・298、173本塁打、1194打点。現役生活は40代後半に及び、MLB史上最年長本塁打など数々の年長記録を塗り替えた。

 2008年に現役引退。14年、米独立リーグ、ユナイテッドリーグのフォートワース・キャッツがコーチ兼任契約。6年ぶりに現役復帰した。

 日本には1995、98年、ロッテに在籍。2年間で打率・298、135打点、28本塁打。ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞1回。

 ドミニカ共和国出身。1メートル85、96キロ。右投右打。

 石川の取締役を務める元近鉄の野球評論家・佐野慈紀氏(46)は8日、ブログを更新。「ようやく石川ミリオンスターズの新監督、決まりました!フリオ・フランコと基本合意となりました!驚くことにまだ現役選手です」と報告。

 「ロッテ時代に何度か対戦しましたし、彼こそ本物のプロフェッショナルです。ミリオンスターズの選手に多大な影響と多くの刺激を与えてくれることでしょう!私自身興奮して今からワクワクしてます!来月には新幹線も金沢まで来ます。関東地方の皆さん、新幹線に乗って金沢までフリオ・フランコ率いる石川ミリオンスターズの観戦にぜひお越しください!」と期待している。

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