“未完の大器”高橋周に侍小久保監督ゲキ「レギュラー獲らないと」

[ 2015年2月5日 05:30 ]

中日キャンプに訪問し、大島(左)高橋周(右)らを視察する侍ジャパンの小久保監督

 未来の侍候補に「レギュラー奪取令」が出された。侍ジャパンの小久保裕紀監督(43)が4日、中日・北谷キャンプを視察。2年後のWBCを見据え、未完の大器・高橋周平外野手(20)にゲキを飛ばした。

 「やっぱりレギュラーを獲らないといけない。高校から入ってあれだけ期待されている選手。着実にステップアップしているけど、ルナ、森野との競争に勝たないと」

 午後3時前に小久保監督が到着。ちょうどメーン球場で高橋周が特打を行っていたが、谷繁兼任監督自ら打撃投手として登板し、ボールを投げながら「呼んでもらえるようにアピールしろ!」とハッパをかけた。連日の猛練習の疲れもあり、102スイングで柵越え4本だった高橋周は「まだまだ呼んでもらえるような選手じゃない」と振り返ったが、両指揮官の期待の高さがうかがえるシーンだった。

 小久保監督は昨季にシーズン186安打の球団最多タイ記録をつくった大島にも熱視線。「野手で一番輝いている」と話し、3月の欧州選抜との強化試合での招集を示唆した。

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2015年2月5日のニュース