キューバ人野手、ブレーブスの球団幹部を集めて非公開練習

[ 2015年2月2日 13:27 ]

 米メディアは1日、キューバ代表のヘクター・オリベラ内野手(29)が同日にブレーブスの球団幹部の前で練習を行ったと報じた。

 オリベラは長らくキューバ代表の正二塁手として08年の北京五輪では銀メダルを獲得するなど国際大会で活躍。同国で最高の選手の一人と称され、米野球専門誌も昨夏にキューバ国内で6位の選手という評価を与えていた。

 1月24日にはメジャーリーグのスカウトが200人以上集まった中で公開練習が行われたが、この日はブレーブスのためだけに行われた非公開練習。ゴンザレス監督をはじめGM補佐、スカウトなどがオリベラの動きに目を光らせた。

 2年前には左腕の血栓症のためキューバの国内リーグを全休したオリベラだが、復帰した昨季は打率3割1分6厘、7本塁打と活躍を見せた。昨秋にキューバから亡命し、メジャー球団との契約を希望している同選手に対してはブレーブスのみならず、ジャイアンツ、パドレス、アスレチックス、レンジャーズ、そしてヤンキースも獲得に興味を示しているという。

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2015年2月2日のニュース