広島ドラ１候補　明大・上原がキャンプ見学「早くこの舞台に立ちたい」

　広島が今秋ドラフトの１位候補に挙げている明大・上原健太投手が２日、日南キャンプが行われている天福球場に姿を見せた。

　商学部で参加しているゼミ合宿の一環というキャンプ見学で前日１日は巨人とオリックスをまわり、広島が３球団目。午後からはソフトバンクのキャンプ地にも足を運ぶ予定。「前田投手のキャッチボールが印象的だった。１球１球がキレイ。２日目なのにスライダーのキレもすごかった。同い年の左腕、戸田も気になった。早くこの舞台に立ちたい」。

　中学まで暮らした沖縄では例年、広島キャンプを見学していて、サイン色紙をもらったブラウン元監督から「ぜひカープに入って」と“スカウト”された逸話も披露。広島の１位候補に挙がっていることに「まだ実績がないのにありがたい。ラスト１年で結果を残したい」と決意を新たにした。