松坂 8年ぶり完投&200イニング宣言「先発である以上は…」

[ 2015年1月30日 05:30 ]

キャッチボールをする松坂

 ソフトバンク・松坂は「ミスター完投」の復活も誓った。「先発投手である以上は6、7、8回ではなく、最後まで投げ切る意識を持ってやる。小さい時から先発完投という気持ちでやってきた」と語った。

 西武時代の8年間では4度もリーグ最多完投をマークしたが、メジャー8年間での完投はレッドソックスに移籍した07年5月14日タイガース戦の1度だけ。100球前後の球数制限のある大リーグでは難しかったが、日本では緩和される。こだわる数字にも投球回を掲げ「200イニングに届くかは分からないが、年間通じて投げられれば結果は出る」と言った。完投も200投球回も達成すれば、8年ぶりとなる。

 今月20日から沖縄に移動して自主トレを行い、同28日の打ち上げまでキャッチボールや立ち投げを続けてきた。日本の統一球への不安はなく、日米のマウンドの違いについては、投球練習以外にも傾斜を使ったキャッチボールやシャドーピッチングで慣れていく考えを示した。工藤監督から調整は一任されており、「開幕投手は僕が決めるわけではないが、投げさせてもいいと(首脳陣に)言われるだけの準備をしたい」と力強く話した。

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