ゴメス2・1キャンプ合流絶望的 パスポート再発行メド立たず

[ 2015年1月30日 05:30 ]

2月1日のキャンプ合流が絶望的となったゴメス

 阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)の2月1日キャンプインが絶望的になったことが29日、判明した。ゴメスは母国・ドミニカ滞在中の現地時間26日、車上荒らしに遭い、パスポートを保管していたかばんを盗まれた。即座に再発行申請も現地29日午前4時(日本時間29日午後5時)の時点で再発行されず。スケジュール的に「2・1」は絶望的だ。

 「メドが立っていないということです。再発行を待つしかない。“たられば”の話はよくないですが、(31日の沖縄入りは)物理的に難しいかなというところ」。高野球団本部長の説明も歯切れが悪かった。ゴメスは来日経路が欧州経由ルートに限られるため、渡航に30時間以上を要する。さらにパスポートが再発行されても、すぐに来日便が就航しているとも限らない。諸事情を考慮すると、31日中の沖縄入りは極めて厳しい状況だ。

 28日に和田監督と話した同本部長は「(2月1日は)厳しいかもしれないという話はしました」と明かし、「出来るだけ早くコンディションを整えて来てほしい」と球団の総意を表現した。大幅に来日が遅れる場合は、渉外担当者を現地派遣する準備も整えている。望ましくない現状だが、体調不良ではないことが救い。今は待つしかない。

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2015年1月30日のニュース