山田と日本一目指す…ヤクルト 球界最古!?のマスコットが復活

[ 2015年1月29日 05:30 ]

浦添市でヤクルトを応援している(左から)ヤー坊とスーちゃん

 なんちゃってつば九郎?幻の珍獣ならぬ日本球界最古の球団マスコットともいわれる2体(羽?)がヤクルトのキャンプ地・浦添で発見された。「ヤー坊」と「スーちゃん」。人気マスコット・つば九郎の先輩に当たるヤー坊は「浦添でヤー坊、スーちゃんが復活!パワー倍増スワローズ、目指せ日本一!」と往年と変わらぬ熱いエールを送った。

 30年以上前の1979年頃にデビューし、かつて神宮球場でファンに愛きょうを振りまいていた2体。その後は長く行方知れずとなっていた。実は03年3月、浦添キャンプの記念にと球団が市に寄贈。しかし担当職員の異動などで、正式な名前や寄贈の経緯…。それらが不明となり「謎の鳥」として倉庫で静かに眠っていた。そんな中で昨年2月、「なんちゃってつば九郎」を名乗って浦添警察署のイベントに参加。ネット上で「何者なんだ?」などと話題になり、球団が確認してついに正体が判明したのだった。

 タイムマシンを降り、華麗に復活を遂げたヤー坊が熱視線を注ぐのが「今年も最注目選手間違いなしだよ!」という山田だ。昨季、日本人の右打者最多となる193安打をマーク。今季も期待の一番星に挙げた。キャンプ地の見どころには、パワースポットでもある井泉「仲間樋川(ふぃーじゃー)」を紹介してくれた。「毎週末はうらそえおもてなしステージで待ってるよ!」とヤー坊。日本球界のマスコットの元祖に、沖縄の地でぜひ合ってみてはいかが?

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2015年1月29日のニュース