ヤンキースがAロッドへのボーナス無効を主張 両者の関係に暗雲?

[ 2015年1月26日 15:59 ]

ヤンキースのアレックス・ロドリゲス (AP)

 米メディアは25日、ヤンキースがアレックス・ロドリゲス内野手(39)の今後受け取るボーナスを無効にしたい意向であると報じた。

 ロドリゲスは07年にヤンキースと再契約を結んだ際、その中に歴代のメジャー本塁打記録を抜くたびに600万ドル(約7億600万円)のボーナスを受け取るという内容も含まれていた。現在、通算654本塁打のロドリゲスはあと7本でウィリー・メイズが持つ歴代4位の660本塁打を抜くことになる。

 しかし、ヤンキースは禁止薬物使用のため、リーグから昨季の全試合出場停止処分を受けたロドリゲスにそのようなボーナスを支払うべきではないと考えており、先述の契約内容の無効を主張している。また、もしロドリゲスがこの件に関して選手会に異議を申し立てるのであれば、争う構えを見せているという。

 さらに、同日にはロドリゲスが昨季のシーズン全休について球団に謝罪を申し出たが、ヤンキースのフロントはそれを断ったという報道もされ、両者の関係はあまり良好とはいえないようだ。ある情報筋はこの状況を「修復不可能」と考えている。

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2015年1月26日のニュース