キューバ人野手の公開練習にメジャースカウト200人

[ 2015年1月25日 16:03 ]

 米メディアは24日、ドミニカ共和国で行われたキューバ出身のエクトル・オリベラ内野手(29)の公開練習にメジャーリーグのスカウトが200人以上が集まったと報じた。

 オリベラは長らくキューバ代表の正二塁手として08年の北京オリンピックでは銀メダルを獲得するなど国際大会で活躍。同国で最高の選手の一人と称され、米野球専門誌も昨夏にキューバ国内で6位の選手という評価を与えていた。

 昨秋にキューバから亡命し、メジャー球団との契約を希望しているオリベラに対してはジャイアンツ、パドレス、レンジャーズ、ブレーブス、ヤンキースが特に獲得への強い興味を示しているという。

 2年前には左腕の血栓症のため国内リーグの試合を全休するなど健康面にやや不安があり、29歳という年齢もやや気になるところだが、復帰した昨季の国内リーグでは273打席で打率3割1分6厘、7本塁打としっかり数字は残した。指名打者での起用という選択肢もあり、争奪戦は過熱しそうだ。

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2015年1月25日のニュース