仙台育英・平沢 柳田ばりフルスイングで「5割打つ」

[ 2015年1月24日 05:30 ]

センバツに向けて気合を入れる仙台育英・平沢

第87回選抜高校野球大会出場校発表

(1月23日)
 昨秋の明治神宮大会を制した仙台育英(宮城)は、2年ぶり11度目の出場を決めた。強力打線をけん引するのが3番の平沢大河内野手(2年)。同大会で打率5割と打ちまくった平沢は、晴れ舞台で対戦したい投手に県岐阜商の高橋の名を挙げた。

 「速い球を投げるという評判なので、高橋投手と対戦したい。神宮で5割打てたので、センバツでも5割以上打ちたいです」

 1メートル76、75キロで通算12本塁打ながら、鋭いスイングで外野の間をライナーで抜くのが持ち味。佐々木順一朗監督は「振る力は並外れている」と評する。好きな選手はソフトバンクの柳田。「思い切りスイングするところは似ていると思います」。甲子園でもファーストストライクから積極的に振ることで、チームを勢いに乗せるつもりだ。

 地元の宮城県塩釜市出身。「家も近いし、東北で優勝に一番近いのはここだと思い入学しました」。名前の大河は「大きな河のような人間になってほしい」という両親の願いを込めてつけられたという。平沢は自らのバットで、東北勢悲願の甲子園制覇という大仕事をやってのける。

 ◆平沢 大河(ひらさわ・たいが)1997年(平9)12月24日、宮城県生まれの17歳。小1から野球を始める。高崎中では七ケ浜シニアに所属し、2年夏に全国大会出場。仙台育英では1年春からベンチ入り。高校通算12本塁打。1メートル76、75キロ。右投げ左打ち。

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