栗山監督“クローザー佑”を検討中 キャンプで適性見極める

[ 2015年1月21日 05:30 ]

「夢は正夢」とサインする栗山監督

 日本ハム・栗山監督が20日、由仁町内の特別養護老人ホームを訪問し、昨季右肩痛から復帰し2勝を挙げた斎藤をクローザーとして起用する可能性を示唆した。

 あくまで先発で競わせることを前提とした上で、「例えば佑樹が抑えならどうなるか。9回、1点リードの場面で相手が前のめりになっている時に、佑樹の球は相手にどう見えるのか」と持論を展開。

 昨年11月にソフトバンク・日本ハム連合で臨んだ侍ジャパンとの日米野球壮行試合で、斎藤は6回からマウンドに上がり1回無失点。130キロ台でも切れのある直球で3人斬りと、指揮官は「三振が取れる、球が速いだけが抑えでないかもしれない。プラスアルファを生み出す能力がある」と評価。斎藤自身は先発で勝負することを最優先に考えているが、キャンプでの実戦を通じて適性を見極めていく。

 質問コーナーで「斎藤さんは元気ですか?」と聞かれ、指揮官は「3日前(17日)に会った時に“今年は頑張ります”と言っていたので大丈夫」とも応じた。餅つきなどで交流を深め、「今年は優勝する」とあいさつし、大きな拍手を浴びていた。

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