ヤク山田VS川端「最低100万円」腕時計懸け首位打者争い、負けたら…

[ 2015年1月14日 06:35 ]

権現温泉で汗を流す(前列左から)松井、荒木、山田、中村、(後列左から)川上、川崎、谷内、川端、飯原

 最低100万円を懸けた「腕」比べだ。今季の目標にいずれも首位打者のタイトルを掲げるヤクルトの川端と山田が13日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで自主トレを公開。「首位打者バトル」のゴングを鳴らした。

 川端 首位打者を獲れなかった方が、獲れた方に高級腕時計をプレゼントします。2人とも獲れなかったらなしですが、僕が(首位打者を獲って)プレゼントしてもらいますよ。

 山田 いいですよ。自信はないですけど、先輩の言うことは絶対ですから。

 今季の年俸は山田が8000万円、川端が8500万円とほぼ互角。受けて立った5歳下の山田は高級腕時計について「ウブロとかロレックスですかね。最低100万円」と価格を設定した。最近、腕時計に興味を持ち始めて今オフも高級腕時計を購入したが、先輩から新たな獲物を得るため狙いを定める。川端は普段は腕時計をせず、集めていないというが「今年買おうと思って買いそびれちゃったので、山田に買ってもらいましょうか」とニヤリと笑った。

 今季、真中新監督は「1番・山田、2番・川端」と並べる超攻撃型オーーダーを組む構想を持っている。山田は昨季、日本人右打者最多となる193安打を放ち、最多安打のタイトルを獲得した。打率は・324でリーグ3位。一方の川端も打率・305で同10位。2人でリーグトップの打率・279を誇ったセ最強打線をけん引した。

 自主トレではともに打撃練習や体幹トレーニングなど約6時間にわたって汗を流した。超攻撃型オーダーの中心を担う2人がハイレベルな首位打者争いを繰り広げれば、チームも2年連続最下位から脱出できる。高級腕時計を手にするのはどっちだ。

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