王会長感無量 ソフトBファーム移転先で地鎮祭

[ 2015年1月9日 17:27 ]

 プロ野球のソフトバンクは9日、2016年からファーム本拠地を移転する福岡県筑後市の建設予定地で地鎮祭を開いた。鎌入れをした王貞治球団会長は「いよいよスタート。若い選手がここではつらつとプレーすると思うと感無量」と晴れやかな表情で語った。二つの球場を含む新本拠地の敷地面積は約7万2千平方メートル。総工費は約50億円の見込みだが、資材高騰で膨らむ可能性もある。

 2軍戦を実施するメーンスタジアムには約3千席のスタンドやナイター照明を設置する。球団によると、約6千平方メートルの室内練習場は12球団で最大規模という。筑後市の中村征一市長は「多くの人に足を運んでもらえるよう考えていく」と地域活性を期待した。

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2015年1月9日のニュース