ヤンキース ドラフト1巡の将来有望右腕が暴行を受ける

[ 2015年1月9日 11:13 ]

 米メディアは8日、ヤンキース傘下に所属するタイ・ヘンズリー投手(21)が昨年12月28日にバーで暴行を受け、入院したと報じた。

 代理人によると、事件はヘンズリーが地元のオクラホマ州に帰省中、バーで友人といたところに、その友人の仲間で、同じくオクラホマ州出身の元プロフットボール選手、アンソニー・モラレス(24)が途中参加。モラレスはヘンズリーにヤンキースとの契約時に受け取ったボーナスがいくらであったかを尋ねたが、ヘンズリーは回答を拒否した。すると、これが口論へと発展し、モラレスはヘンズリーの顔面を殴打。その後、床に叩きつけて顔に蹴りを入れたという。

 ヘンズリーは顎の骨を2ヵ所折るなどして入院。しかし、幸いにして脳や“商売道具”の右腕にダメージはなかった。代理人は「ヘンズリーは心身ともにタフで、顎の骨折さえ治れば、また投げられるよ」とコメント。今春のキャンプへは予定通り参加できるようだ。

 とんだ災難に遭ったヘンズリーは12年にヤンキースからドラフト1巡目(全体30位)で指名を受け、同年にルーキーリーグで5試合に登板。1勝、防御率3・00をマークした。しかし、13年は股関節手術のためシーズンを全休し、昨季もその手術の影響でマイナー11試合の登板に留まった。ちなみに、口論の原因となった契約時のボーナスは120万ドル(約1億4千万円)と伝えられている。

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2015年1月9日のニュース