巨人・亀井 “二刀流”バット 練習用&試合用を使い分け

[ 2014年12月31日 05:30 ]

巨人・亀井のバット

 巨人・亀井が「二刀流」で臨む。アンバサダー契約を結ぶミズノ社との話し合いで、練習と試合でバットを使い分けることを決断。「100試合以上は出られるように頑張りたい」と、2本の「相棒」を手に激しい外野手争いを勝ち抜く覚悟だ。

 練習では先端をくりぬいていない約920グラムのバットを使用。ヘッドを利かせ遠心力を感じやすいタイプだ。一方、試合用は先端をくりぬいた890~900グラムの軽量化バット。芯がより根元に近く、操作性が増すのが特長だ。使い分けることで、練習時のヘッドを利かせたスイングをイメージしたまま、速球や内角攻めにも対応する狙いがある。

 今季も8月に左大腿筋の軽い肉離れで離脱するなど故障に泣き、69試合出場で打率・296、8本塁打、26打点。勝負強い打撃で交流戦MVPを受賞した。今オフは「ランニングはうそをつかない。もう一度しっかり体をつくりたい」と徹底的に走り込みを敢行。今季取得した国内FA権を行使せず、球団側から提示された複数年契約も蹴って単年で臨む2015年は、打の二刀流で定位置を確保する。

続きを表示

この記事のフォト

2014年12月31日のニュース