陽川 ユニ改名「H」入れてYOHKAWA「長打意識したい」

[ 2014年12月25日 08:49 ]

陽川の現在の表記は「YOKAWA」

 阪神・陽川尚将内野手(23)が来季からユニホームのローマ字表記を「YOKAWA」から「YOHKAWA」に変更することが24日、分かった。「昔から英語で名前を書くときも自分は(YOの後に)HかUを入れて書いていたので。普段通りに戻るというか、読み間違えられることもなくなると思います」

 プロ入り前、パスポート申請の際、Hを抜いた「YOKAWA」でも問題ないと進言され、ユニホームも同じ文字列で作った。しかし、兵庫県の地名でもある「よかわ(吉川)」と読めることから、虎党からは「頑張れ、よかわ!」と声援が飛ぶこともあった。八木2軍打撃コーチからも「その読みは“よかわ”じゃないか!」とツッコミを入れられ、変更を決めた。

 気付く人も少ないであろうマイナーチェンジでも“吉兆のH”だ。世界のホームラン王・王貞治氏と同じ「OH」の文字が並び、背番号55は日米通算507号本塁打を誇る松井秀喜氏の代名詞。背中に2人のレジェンドを宿し、来季は「H」ランプを大量点灯させる。

 「三塁で勝負して、キャンプからしっかりアピールしていきたい。守備もレベルアップは必要ですが、自分の持ち味は打撃なので、長打という面も意識していきたい」

 たった一字の変化が若虎の運命を変えるかもしれない。HRにHITと、陽川が勝負のシーズンを「H」で彩る。

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2014年12月25日のニュース