金子　決めたからには優勝を「チームのために何ができるか」

オリックス残留を決めた金子は報道陣の質問に答える
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金子　オリックス残留表明

　【金子と一問一答】

　――心境は。

　「すっきりした。決めたからには、今年以上に優勝に強い意志を持って臨みたい」

　――決め手は。

　「条件だけで決められないところがあり、僕の気持ちを加えたときにオリックスが一番だった。（補強も）オリックスでやりたいと思った要因の一つ」

　――阪神の中村ＧＭは入団時のオリックスＧＭだったが。

　「僕を獲ってくれたのは事実ですが、そればかりでもないし…」

　――今オフのメジャー挑戦は断念した。

　「もちろんそういう気持ちは持っているが毎年いい投手が行くのはどうなんだろうと思っていた。日本のプロ野球を少しでも盛り上げる力になれれば」

　――右肘を手術したことも今回の決断に影響したか。

　「（手術は）１回経験しているが不安がないわけではない。考える一つの要因になった」

　――来季へ抱負を。

　「沢村賞やＭＶＰなどもったいない賞を頂いたが、優勝できず心の底からは喜べない。チームのために何ができるか考えて一日一日やっていきたい」