中田「ラブホ弾」野球教室ティー打撃で力み…チビッ子も困った

[ 2014年12月22日 05:30 ]

子供たちの前で打撃の見本を見せる中田

 日本ハム・中田翔内野手(25)が21日、福岡県糸島市内で広島県土砂災害復興支援イベントとして、同じ広島出身のソフトバンク・柳田悠岐外野手(26)と野球教室を行い、将来は2人で侍ジャパンの3、4番を組むことを誓った。

 11月の日米野球で4番を任された中田は、初めて同僚となった同郷の先輩に一目置いていた。「今すぐにでも(侍ジャパンで)3番を打てるんちゃう?走攻守がそろっているということでは(オリックスの)糸井さんの次ぐらいやろ。他チームの選手だけど、素直に凄いと思える選手はほとんどいない」と絶賛した。

 今季100打点をマークし、自身初のタイトルを獲得した中田だが、柳田は打率・317、15本塁打、さらに33盗塁も記録。俊足強肩の外野手としてゴールデン・グラブ賞に輝き、日米野球では主に1番で出場し、MVPに輝いた。「お互いに切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と17年WBCでは左右のスラッガーとして共闘を誓った。

 そんなライバルに刺激を受けたのだろうか。中田は、チビっ子たちを前にした野球指導で力みすぎる場面もあった。左翼付近でファウルゾーンへ向かってお手本のティー打撃を披露したが、打球に角度をつけすぎてボールは約20メートルの高さがある防球ネットを越えて場外へ。道路を挟んで球場に隣接していたラブホテル付近まで飛んでいってしまった。

 これには、いたいけな野球少年たちも目のやり場に困り、オフになって金髪を黒髪に変えた中田も「あれは大丈夫やったかな」と苦笑い。それでも反省は一瞬だけ。すぐに気持ちを切り替え、「ラブホ弾って書いておいてよ」と豪快に言い放つなど、ご機嫌な表情に戻っていた。

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2014年12月22日のニュース