楽天 コボスタ宮城の改修を発表 総工費約10億円

[ 2014年12月19日 12:45 ]

コボスタ宮城の正面広場入り口にできるウェルカムゲートの完成イメージ画像

 楽天は19日、来季に向けて本拠地・コボスタ宮城の改修を行うと発表した。

 球場周辺にゲートやグッズショップなどを新築し、より一層のボールパーク構想を推し進める。

 球場へ向かう観客の目に最初に飛び込んで来るのが、正面広場の入り口に建設される「ウェルカムゲート(仮称)」。幅11・2メートル、高さ6・4メートルで、上部には情報案内板を設置。さらに、ゲートをくぐり抜けた先には、大型グッズショップが待ち構える。

 広さは約660平方メートルで、既存の一、三塁側グッズショップ(各約100平方メートル)を合わせても3倍以上の規模となる。

 広大な店内には、選手関連のグッズだけでなく、球団の歴史を振り返る写真パネルや記念品を展示。新規参入した05年から球団初の日本一となった昨季までの足跡をたどることができる。

 このほか、三塁側には直径21メートル、高さ10メートルの多目的ドームも建設する。立ち見で最大400人を収容するドーム内には7台のプロジェクターを完備。パブリックビューイングやファンとの交流会だけでなく、一般向けの貸し出しも予定している。

 また、一塁側には年間シートオーナーを対象にしたレストラン「VIPダイニング(仮称)」を新築する。

 総工費は約10億円で、来年3月下旬に完成予定。大石幸潔スタジアム部長は「急な雨で試合が雨天中止となり、残念そうに帰るお客様が多かった。今回、施設をつくることにより、雨天中止となっても楽しんでいただける」と話した。

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2014年12月19日のニュース