清武氏 怒り爆発「渡辺会長の独裁的支配を看過した不当判決」

[ 2014年12月19日 05:30 ]

160万円の賠償命令判決を受け会見する清武氏

 判決を受け、清武氏は19日にも控訴する意向を示した。東京・霞が関の司法記者クラブで会見し「非常に残念な思いです。自分の主張が認められず不満を持っている。渡辺会長の独裁的な支配の実態を看過した不当な判決」とぶちまけた。

 自身の請求は却下され、160万円の支払いを命じられた。それでも「金額からすれば巨人側の主張は大半が認められなかったと思う」と主張。さらに、自身の携帯電話の提出を強要されたことなどを挙げ「これは、スラップ(恫喝=どうかつ)裁判だ」と激しく非難した。清武氏は「これからも耐えて頑張っていく」と強気に宣言。古巣への思いを問われると「渡辺さんがお元気なうちに、きちんと物を言える人が出てほしい」と、くぎをさすことも忘れなかった。

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2014年12月19日のニュース