メジャー65発男が日本ハム入り ハーミッダと契約合意を発表

[ 2014年12月12日 12:50 ]

日本ハム入りが決まったジェレミー・ハーミッダ(AP)

 日本ハムは12日、来季の新外国人として、前ミルウォーキー・ブルワーズ傘下3Aナッシュビルのジェレミー・ハーミッダ外野手(30)との契約に合意したと発表した。1年契約で年俸は6000万円。背番号は7に決まった。

 ハーミッダは2005年にマーリンズでメジャーデビューを果たし、8月31日のカージナルス戦の7回無死満塁で代打起用されると、メジャー初打席をメジャー史上初となる代打満塁弾で飾った「持っている男」。左打ちのスラッガーで、07年に18本塁打、08年にも17本塁打をマーク。メジャー8年間で出場632試合、打率・257、65本塁打、250打点と実績十分。

 球団を通じ「最近10年で4度のリーグ優勝を果たしている北海道日本ハムファイターズの一員となることができ、妻共々大変喜んでいます。ここ数年間抱いていた、日本でプレーしたいという強い願いがようやく叶いました。日本一、という大きな目標を皆で達成できるよう、与えられた役割に徹し全力を尽くすのみです」とコメント。

 栗山監督は「長打力を兼ね備えた左打ちの外野手獲得は、来季のチーム編成に大きなインパクトを与えるでしょう。メジャーでレギュラーを張った実績通り、パワーだけに頼らぬ巧みな技術が光ります。また、ドラフト1位入団という華々しさにも流されず、与えられたチャンスに常に全力を注ぐという、良い意味での泥臭さもあると聞いており、頼もしい限りです」と期待している。

 また、新外国人のレアード内野手の背番号が5に、ガラテ投手は42に決まったと発表した。

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