阪神 金田&岩本が呉昇桓先生の“石仏塾”入門 グアムで1月開講

[ 2014年12月7日 08:30 ]

金田(左)と岩本

 阪神の金田和之投手(24)と岩本輝投手(22)が来年1月、呉昇桓(オスンファン)投手(32)のグアム自主トレに合流することが6日、分かった。

 “石仏塾”がついに本格的に開講する。韓国サムスン時代から恒例となっている常夏の島でのハードトレーニング。そこに、勇気ある2人の若虎が参戦だ。

 来季で5年目を迎える岩本は「何かを変えないといけない。厳しい練習になると思いますが、僕も来年は絶対に結果を残さないといけない。トレーニングへの取り組み方はもちろんですが、投手でなぜ筋肉を付けているのか、そういう部分も聞いてみたい」と悲壮感を漂わせながら決意を口にした。先発も中継ぎも期待される金田も「トレーニングだけでなく、精神的な部分も勉強になると思う」とどん欲に技術を盗んでいく意気込みを見せた。

 呉昇桓も入門志願を歓迎した。3日から2泊3日で開催された一部の投手陣と球団スタッフによる韓国旅行では“案内役”となって食事会もセッティング。その場で、旅行に参加していた金田と自主トレのスケジュールなど打ち合わせを済ませたという。

 両投手は年明けに海を渡って約10日間、守護神と汗を流すことになる。今年も頬がこけるほど厳しい練習を積んでキャンプ地・沖縄に乗り込んだ背番号22。生半可な気持ちでは完走できない。若虎にとってこれ以上ないトレーニング環境となるに違いない。 

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2014年12月7日のニュース