大谷、年俸1億円!松坂以来史上2人目の高卒3年目“大台”

[ 2014年12月5日 13:45 ]

「日本一」と書いた扇子を手に笑顔の大谷

 日本ハムの大谷翔平投手(20)が5日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸3000万円から7000万円増の1億円でサインした。高卒3年目での1億円の大台到達は西武時代の松坂大輔投手(34)以来、プロ野球史上2人目。

 会見場に姿を見せた大谷は「ピッタリ1億円です」と明言。「すごく高い評価をしてくれてありがたかった。来年に向けて、またやらなくては、という自覚が出てきた」と話した。

 「二刀流」2年目の今季は11勝、10本塁打を放ち、日本球界初の「2桁本塁打&2桁勝利」を達成。さらに日本人投手最速の162キロもマークした。加えてCSでもファーストSから2試合に先発して1勝、野手としても3試合にスタメン出場するなど貢献。島田利正球団代表は「162キロや二刀流でアピールした、というのは金額に含んでいない」と語り、純粋に成績での評価だったことを強調した。

 球団では06年にダルビッシュ(現レンジャーズ)が同じ高卒2年目で12勝5敗、防御率2・89の成績を残し、3000万円から年俸7200万円に大幅アップ。大谷は11勝4敗、防御率2・61と、投手だけでも同等の数字を残しており、野手としての査定も加わってダルビッシュを大きく上回る高評価となった。(金額は推定)

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