小谷野“因縁”松坂撃ち誓う 小学校時代の対戦「全部負け」

[ 2014年12月5日 05:30 ]

31番のユニホーム姿を披露し笑顔の小谷野

 日本ハムからFA権を行使し、オリックスに移籍した小谷野栄一内野手(34)が4日、ほっともっと神戸で入団会見に臨んだ。

 3年契約で背番号31に決まり、ソフトバンクに入団する同学年の松坂打ちを誓った。「小学校が同じ地区で投げ合ったときは全部負けた」という因縁の相手だと明かし、「ほとんど対決したことはないですが打ちたいですね」と思いをはせた。

 会見には中田からもらったという腕時計をはめて登場。稲葉からは「挑戦することはいいこと」と助言をもらい、「FAはラストチャンスだと思っていたので挑戦しよう」と、縁のない関西での再出発を決めたという。森脇監督からは「競争」を打ち出されたが、「競争させてもらえるところを選んだので、ありがたい。優勝するために来たと思っている」と、松坂打ちで打倒ソフトバンクを頭に描いていた。

 ◆小谷野 栄一(こやの・えいいち)1980年(昭55)10月10日生まれ、東京都出身の34歳。創価大から02年ドラフト5巡目で日本ハム入り。10年は主に4番に座り、109打点で打点王のタイトルを獲得しベストナイン。三塁でゴールデングラブ賞を3度受賞し、守備の名手としても知られる。1メートル77、94キロ、右投げ右打ち。

 ▼オリックス・森脇監督 フォア・ザ・チームに徹することができる。持ち味を存分に発揮してもらいたい。

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