オリオールズ ドジャースのケンプ獲得検討 主力選手の契約次第で

[ 2014年12月1日 10:11 ]

ドジャースのマット・ケンプ外野手 (AP)

 今季17年ぶりとなる地区優勝を飾ったオリオールズだが、オフにフリーエージェント(FA)となっている主力のニック・マーカーキス(31)、ネルソン・クルーズ(34)の両外野手とは現時点で再契約に至っていない。

 オリオールズとしては来季も2選手の活躍で83年以来のワールドシリーズ制覇といきたいところだが、現地メディアが11月30日に伝えたところによると、2選手と契約を結べなければ、フロントはドジャースのマット・ケンプ外野手(30)の獲得に動く構えを見せているという。

 この話はマーカーキスとクルーズに対して再契約への圧力をかけたいフロントが仕掛けた“見せかけ”との意見もあるが、ドジャースもケンプをはじめ、クロフォード、イーシアと年俸の高額な3選手のうち1選手をトレードに出すとGMが公言しているだけに、現実味がある。

 マーカーキスは今季155試合に出場して打率2割7分6厘、14本塁打、50打点、FAとなる直前にオリオールズからの3年契約を断ったクルーズは159試合で打率2割7分1厘、リーグトップの40本塁打、108打点をマークした。

 一方、ケンプは150試合で打率2割8分7厘、25本塁打、89打点でドジャースの2年連続地区優勝に貢献。11年オフにチームと結んだ毎年2150万ドル(約25億5千万円)の契約が19年まで残っている。

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2014年12月1日のニュース