楽天・小山桂 怒りの球団批判保留「野球人生が終わる可能性がある」

[ 2014年11月27日 05:46 ]

契約更改交渉を行った楽天の小山桂

 楽天の小山桂が仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだが、300万円減の年俸1700万円を保留した。球団では2年ぶりの保留。

 34歳のベテランは、会見で「野球人生が終わる可能性がある。向こう(球団)の出方次第だけど、終わるなら終わるでいい」と過激な発言で不満を述べた。

 宮城県出身の捕手で12年に中日からトレード移籍も、今季までの3年間で出場は計29試合。2試合だった今季は打席もなかった。「詳しく言えないが去年の交渉で(球団と)約束したことがある。それを守れないなら不信感しかない。減額が少なければサインしていた」と球団から出場機会を保証するような言葉があったことをにおわせた。

 ただプロである以上、出場機会は自分で勝ち取るもの。「調停するぐらいなら自分から辞める」と一歩も譲る雰囲気がない小山桂に対し交渉役の安部井寛チーム統括本部長は「貴重な戦力。交渉を続けるしかない」と理解を求めていく方針だ。

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2014年11月27日のニュース