燕ドラ1竹下 背番「22」高津コーチ以来の日本人守護神へ!

[ 2014年11月20日 05:30 ]

ヤクルト製品を手に笑顔の竹下

 ヤクルトがドラフト1位指名したヤマハ・竹下が、守護神に名乗りを上げた。静岡県浜松市内で入団交渉を行い、契約金1億円、年俸1500万円の最高条件で仮契約。背番号は「22」に正式決定した。日米通算313セーブを挙げた高津1軍投手コーチが現役時代に背負った番号だけに「同じポジションでやっていければ。後々はそこを目指したい」と誓いを立てた。

 今季から抑えを経験。「試合終了の瞬間にマウンドに立っているのが凄くいい気分」とやりがいを口にする。鳥原公二チーフスカウトからも「近い将来、抑えで30セーブ」と大きな期待をかけられた。近年は林昌勇(イムチャンヨン)やバーネットが抑えを務め、日本人守護神は07年に高津コーチが務めて以来、不在。日本人投手の30セーブは05年の石井弘(現2軍投手コーチ)が最後だが、左腕から最速150キロを誇る竹下はタイプ的にも似ている。

 「神宮のマウンドで思い切り腕を振って投げたい」と目標を語ったが、新人王の話には「そんな執着はないです」とサラリ。記者会見でも緊張を見せずに淡々と答えるなど、性格も抑え向きだ。 

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