早大あと1歩及ばず…明大が2季ぶり37回目優勝

[ 2014年11月3日 15:47 ]

<早大・慶大>8回1死一、二塁 小笠原の左前打で生還する二塁走者・梅野。早大・有原(左から2人目)は悔しそうな表情で見つめる

 東京六大学野球最終週第2日は3日、神宮球場で早慶戦2回戦が行われ、慶大が5―4で早大を下し1勝1敗のタイとした。この結果、明大の2季ぶり37回目の優勝が決まった。

 早大は1回戦に勝ち、5季ぶりの優勝に王手をかけていたが、この日敗れたことで第3戦に勝っても勝ち点は4で並ぶものの、勝率ですでに全日程を終了している明大に及ばなくなった。明大は9勝4敗1分けの勝ち点4。早大と慶大はこの日でともに7勝4敗としている。

 慶大2回を除く毎回の11安打の攻撃を展開。は初回、無死満塁で横尾が三塁強襲の適時打で先制。さらに2犠飛で3点を奪った。1点を返された4回には、2死二塁で佐藤旭が左中間へ適時三塁打を放ち4―1と突き放し、8回にも小笠原の適時打で1点追加した。

 早大は2回に2死二塁で中沢が右翼線げ適時二塁打を放ち1点。6回にも武藤の右翼線適時三塁打で1点を返した。9回には小野田が四球、茂木の中越え二塁打で無死二、三塁とし、代わった慶大の3番手・加藤拓の暴投で1点。土屋の一ゴロでもう一人還り1点差に詰め寄ったが、あと1歩及ばなかった。早大は先発の大竹が初回につかまたのが誤算。5回からエース有原が救援したが4回を投げ1失点だった。

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2014年11月3日のニュース