JR東日本飯田、逆転呼ぶ快投!広島ドラ6“貫禄”無失点

[ 2014年11月3日 05:30 ]

<JR東日本・JR九州>2回途中から登板の広島ドラフト6位のJR東日本・飯田

スポニチ後援第40回社会人野球日本選手権2回戦

(11月2日 京セラドーム)
 2回戦4試合が行われ、JR東日本は打撃戦の末に7―6でJR九州を振り切った。今秋ドラフトで広島から6位指名を受けた飯田哲矢投手(23)が2番手で6回1/3を8奪三振無失点の好投。チームの逆転勝ちに貢献した。明治安田生命、Honda、JFE東日本も3回 戦に進んだ。

 ドラフト組の貫禄を示した。2―2の2回1死満塁。予想より早い出番でも、飯田は動じることはなかった。「準備はできていました。点を取られてもいいから、という気持ちで思い切っていきました」。中野の適時二塁打で2点を勝ち越されたが、代打・三丸は空振り三振。その後は8回まで0を並べ、チームの逆転勝利を呼び込んだ。

 大会前に亜大の先輩左腕でもある片山からアドバイスを受けたチェンジアップが面白いように決まった。6回1/3を5安打8奪三振で無失点。試合前に指名あいさつを行った広島・川端順編成グループ長兼編成部長も「打者を抑えるテクニックを持っている。中継ぎを考えていたけど、先発もできるんじゃないかな」と絶賛した。亜大ではソフトバンク・東浜と同期。日本シリーズで登板した右腕の姿に「刺激になる」とプロでの活躍を見据えた。

 ▼JR九州・吉田博之監督 先発した井上を含め、投手陣の出来が悪かった。序盤の失点が結果的に最後まで響いた。

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