西武新守護神候補は“ワイルド・スピード”台湾セーブ王メヒア

[ 2014年11月3日 05:30 ]

<西武練習>トレーニングする髭を蓄えワイルドな風貌の新助っ人候補のミゲル・メヒア

 西武の新外国人候補として、入団テストを受けるメヒアが、西武第2球場での秋季練習に合流した。米国出身で今季、台湾プロ野球のラミゴでセーブ王に輝いた26歳右腕は、映画「ワイルド・スピード」に主演したハリウッド俳優ヴィン・ディーゼルにそっくり。スキンヘッドで、あご下に蓄えたひげをなでながら「毛がここしか生えてないから、伸ばしている。日本で成功を収めたい」と意気込んだ。

 いかつい風貌に1メートル89の長身で威圧感があり、最速は157キロを誇る。この日同じくテスト生で、ドミニカ共和国出身のバスケスとともにキャッチボールなどで汗を流した。新守護神候補は6日から宮崎・南郷で始まる秋季キャンプでブルペン入りし、「ワイルド・スピード」な直球を披露する。「自分の力が通用すると信じてやっていく。日本でチャンスをもらいたい」。今季、本塁打王に輝いた打のメヒアと競演なるか。約2週間のテストの後、合否が決まる。

続きを表示

この記事のフォト

2014年11月3日のニュース