ヤクルト相川、巨人移籍決定的に…FA行使「一捕手として勝負」

[ 2014年11月2日 05:56 ]

FA権行使を表明したヤクルト・相川

 ヤクルト・相川亮二捕手(38)もFA権の行使を決断、既に獲得調査を進めている巨人移籍が決定的となった。

 相川は神宮クラブハウスを訪れ、海外FA権を行使する意向を表明。4日にも書類を提出する。

 「もう一度話を聞けるチームがあるのなら聞きたい。今も悩んでいるが、話も聞けないことには(道は)開いていかない」

 WBCに侍ジャパン代表として2度出場したプロ20年目のベテランは今季、若手の台頭もあり58試合の出場にとどまった。94年ドラフト5位で横浜に入団し、09年にFAでヤクルトに移籍。来季で39歳、2度目のFA宣言となるが「フラットに見てもらって、自分が勝負できるところかという話を聞いてみたい」と語った。

 ヤクルト側は宣言残留も認める方針だが、獲得調査を行っている巨人への移籍は決定的だ。巨人は正捕手を務めていた阿部が来季一塁に転向することが決定。正捕手候補となる小林は来季2年目とキャリアが浅く、捕手の補強が急務となっている。相川は「サポートしてくれ、というのならヤクルトと変わらない。一捕手として勝負させてくれるということであれば、自分自身も考えたい」と慎重に言葉を選んだ。

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2014年11月2日のニュース