金城、引退勧告受けていた…横浜に愛着も悩み抜いてFA行使決断

[ 2014年11月2日 06:48 ]

DeNAの金城

 DeNA・金城龍彦外野手(38)も他球団移籍を前提にFA権を行使することになった。

 スポニチ本紙の取材に「球団と話し合いをするまでは何も言えない」と話したが、既に親しい関係者には「新しい環境でプレーすることになると思う」と伝えており、移籍へ気持ちは固まっている。

 当初はFA宣言など頭にもなかった。「大事な場面で使ってくれる中畑監督に感謝しかない。監督が辞める時にオレも辞める」。99年に入団してから一筋だったチームで現役生活をまっとうする覚悟だったが、今季終盤に雲行きが変わった。「そのことについては話さないと決めている」と口をつぐむが、関係者によると9月上旬に球団フロントから引退勧告を受けた。最終的には来季の現役続行を決断して認められたが、本当に必要とされているか思い悩み、食事も満足に取れず不安で眠れない日々が続いたという。

 「一生懸命応援してくれる横浜のファンが大好き。優勝で恩返ししたい」と話していただけに悩み抜いた末の決断。愛する横浜を去り、新天地でもうひと花咲かせる。

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2014年11月2日のニュース