上原 レッドソックスと2年契約延長 総額19億6000万円

[ 2014年10月31日 06:18 ]

レッドソックスと2年契約をした上原

 レッドソックスは30日、上原浩治投手(39)と2016年まで2年間契約を延長したと発表した。関係者の話によれば、2年総額1800万ドル(約19億6000万円)という。

 上原は昨季にレッドソックスに1年契約で入団してシーズン途中から抑えとなり、昨季はレギュラーシーズン73試合、ポストシーズンで13試合に投げワールドシリーズ制覇に貢献。契約を延長した今季も抑えとして活躍し、64試合に登板し6勝5敗、26セーブ、防御率2・52の成績を残している。オールスターにも初出場を果たした。

 レッドソックスのジョン・ファレル監督は、今季で契約の切れる上原について「来季も残ってほしい。チームも努力を惜しまない」と再契約をあらためて希望。今季夏場に調子を落とし、9月初旬から抑えを外れたが、同監督は「どんないい投手でも不振の時期がある。彼はレンジャーズ時代にも同様のことがあった」と説明していた。

 契約については米移籍情報サイト「トレード・ルーマー」がレッドソックスをはじめヤンキース、ドジャース、ジャイアンツなど7球団が興味を示すとの見通しと、「年俸1100万ドル(約11億8800万円)の1年契約になるのでは」との予想を伝えていたが、2年契約を勝ち取った。

 上原は09年に巨人からオリオールズに移籍。11年途中からはレンジャーズでもプレーした。メジャー通算6年で294試合に登板し、15勝15敗61セーブ、防御率2・44。

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2014年10月31日のニュース