ジャイアンツ、ピービが大誤算…2回もたず5失点KO

[ 2014年10月29日 13:14 ]

ジャイアンツ戦の2回、ピービから左前にワールドシリーズ初安打となる適時打を放つロイヤルズ・青木

ワールドシリーズ第6戦 ジャイアンツ0―10ロイヤルズ

(10月28日 カンザスシティー)
 2年ぶりの頂点にあと1勝と迫っていたジャイアンツは大敗した。ロイヤルズの本拠地で逆に追い込まれ、苦しい状況で第7戦を迎える。

 誤算は先発のピービだった。1回のピンチはしのいだが、2回に先頭から3連打を浴び先制点を許すと、さらに1死満塁から青木に粘られた末、三遊間を抜かれてマウンドを降りた。昨季はレッドソックスでワールドシリーズを制した33歳の右腕が早々にKOされ、救援陣も相手の勢いを止められなかった。

 前日、ボウチー監督はピービについて「チームに勝つチャンスを与えてくれるだろう」と話していたが、その期待には応えられなかった。

 ▼ジャイアンツ・ボウチー監督の話 ピービは球に力もあったし、切れもあった。しかし、結果はその通りにいかないもの。第7戦までいくのは野球界にとっていいこと。すごく興奮している。この日のためにキャンプからやってきた。(共同)

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2014年10月29日のニュース