立大30季ぶり優勝ならず 我如古主将「後輩たちに託す」

[ 2014年10月29日 05:30 ]

東京六大学野球第7週最終日 立大2―8明大

(10月28日 神宮)
 立大は1回戦に先勝し王手をかけながら、1分けを挟んで2連敗。99年秋以来の優勝を逃し、溝口智成監督は「何て言ったらいいんですかね…。勝たせてあげられなかったのは悔しい」と目を真っ赤にした。

 3回までに先発・川端が5点を奪われ、打線は8回まで1安打と沈黙。9回に3安打で2点を奪う意地を見せたが、反撃が遅かった。登板機会がなかったエース・沢田圭はベンチで試合を見届けると泣き崩れた。

 8試合で5勝を挙げ、943球を投じた右腕をねぎらった我如古(がねこ)主将は「1勝の壁。勝負の世界なので簡単にはいかない。優勝するにはもう一つ何かが必要。後輩たちに託す」とエールを送った。

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2014年10月29日のニュース