巨人・阿部　来季一塁コンバート　原監督「大きな転換」

　来季から巨人・阿部が捕手から一塁へコンバートされることが決まった。神奈川県川崎市のジャイアンツ球場での練習後に「考えた部分はいっぱいあった。（復活への）いいきっかけになるというのが一番（の理由）だった。全試合出場を目標にしないといけない」と決意を込めた。

　１４年目の今季は首痛の影響もあって、打率．２４８、１９本塁打と低迷。夏場以降は一塁手での出場も増えた。原監督との話し合いで、捕手での全試合出場は難しいと伝え、指揮官も「チームが困ったら、捕手を頼むということがないように覚悟を決めてやる」と一塁手一本で起用する方針だ。阿部も「負担は一塁手の方が軽い」と口にした。

　チームにとっては来季２年目を迎える小林を軸とした捕手強化がテーマに。原監督は「大きな転換。新しいチームをしっかりつくるということ」と話した。