呉昇桓 右肘に防寒対策 4日連続のノースロー調整

[ 2014年10月23日 05:30 ]

右肘に黒いサポーターを巻いて練習する呉昇桓

 阪神の守護神・呉昇桓(オ・スンファン)が25日に開幕する日本シリーズに向け、右肘の防寒対策を行った。

 甲子園で行われた全体練習に参加し、右肘に黒いサポーターを巻いて登場。「ちょっと、天気も悪くて寒いのでね。韓国でも使っていて、調子が良かったので」と説明した。

 米国の「SHOCK DOCTOR社製」で肘にフィットするカーブデザインが特徴。保温性も高く、冷え込み始めるこの時期、韓国サムスン時代に使用してきた。チームを5度の韓国チャンピオンに導き、韓国記録のポストシーズン13セーブをマーク。守護神を寒さから守ってきた必須アイテムだ。サポーターにはブランドのロゴが刻印されているため、日本での試合では規定で使用できないが、右肘に故障歴のある呉昇桓は練習から細心の注意を払った。

 この日は走り込みを行い、MVPに輝いた巨人とのCSファイナルS終了後から4日連続のノースロー調整となった。レギュラーシーズンから11戦連投中の守護神が、日本シリーズでもフル回転するべく、着々と準備を整えている。

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2014年10月23日のニュース