ロイヤルズ、大敗で29年ぶりのWシリーズ初戦落とす 青木は無安打

[ 2014年10月22日 12:41 ]

<Wシリーズ第1戦 ロイヤルズ・ジャイアンツ>3回1死二、三塁の好機でハーフスイングを取られ三振に倒れた青木(AP)

ワールドシリーズ第1戦 ロイヤルズ1―7ジャイアンツ

(10月21日 カンザスシティー)
 米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)が21日(日本時間22日)、ロイヤルズの本拠地カンザスシティーで開幕。第1戦はジャイアンツが7―1の大差でロイヤルズを下して先勝した。

 29年ぶりにワールドシリーズ進出を果たしたロイヤルズのポストシーズン開幕連勝記録は8でストップ。青木宣親外野手(32)は「2番・右翼」で先発し、4打数無安打だった。

 ジャイアンツは初回、ペンスの1号2ランなどで3点を先行。4回にはモースの適時打で1点を加えてロイヤルズ先発のシールズをKOすると、さらに押し出し四球で1点を加え、リードを5点に広げた。

 ロイヤルズはジャイアンツ先発のバムガーナーに手こずり、3点を追う3回には無死二、三塁のチャンスにエスコバル、青木が連続三振。さらに四球を得て満塁としたが、主砲のホスマーも打ち取られ、反撃ムードは一気にしぼんだ。4回以降はバムガーナーの前に3イニング連続で3者凡退。7回にはペレスの1号ソロで1点を返したが、そこまでだった。

 青木は、メジャー3年間で通算13打数無安打と苦手にしているバムガーナーに対し、3点を追う初回の第1打席では投手へのライナーに打ち取られ、3回1死二、三塁のチャンスで入った第2打席ではハーフスイングを取られて空振り三振。5点を追う6回の第3打席では遊ゴロ、相手投手が2番手・ロペスに代わった8回の第4打席は1死一塁で二塁ゴロ併殺打に終わり、4打数無安打。守備では、7回無死一塁の場面で右中間へ上がったパニックの飛球に突っ込むも捕球できずに三塁打とし、ジャイアンツに6点目が入った。

 ワールドシリーズ第2戦は22日(日本時間23日午前9時7分開始)に第1戦と同じくカンザスシティーで行われる。

 ▼ロイヤルズ・ヨースト監督の話(相手先発の)バムガーナーが素晴らしかった。サンドバルとペンスがいいスイングをした。(自軍の)シールズはチェンジアップが良くなかった。

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