阪神 外れ1位も即戦力投手!大学生151キロ腕浮上

[ 2014年10月22日 09:57 ]

阪神が外れ1位で狙いを定める東農大北海道・風張蓮

 阪神が23日のドラフト会議で1位抽選を外した場合の「外れ1位」も即戦力投手を指名する方針であることが21日、分かった。

 すでに球団は早大の156キロ右腕・有原航平投手(4年)を1位指名する方針を固めているが、すでに広島が1位指名を公言するなど5球団以上の競合となることが予想される。そのため複数の外れ1位候補もリストアップ。当初は前橋育英・高橋光、済美・安楽ら高校生をその候補としていたが、他球団の1位入札が有力視される。そこで即戦力に重点を置き、当日のシミュレーションを進める方針だ。

 「今年は特に外れ1位が重要になる」。球団関係者が指摘するように、抽選に外れた場合、再入札することになるが、それも他球団と重複する可能性がある。もしも再抽選も外してしまえば…。球団としては、そんな最悪の事態だけは避けたいところ。補強ポイントである即戦力であり、かつ他球団と競合しない選手が理想だ。

 そこで急浮上してきたのが、東農大北海道・風張蓮投手(4年)だ。9月27日には中村GMが北海道に足を運びリーグ戦を視察。「ゲームを作れる投手」と即戦力評価した。1メートル81、82キロの恵まれた体格から最速151キロを投じる右腕を、外れ1位候補としてリストアップしているもようだ。

 風張の他にも大学生では明大・山崎、亜大・山崎、法大・石田、社会人では新日鉄住金鹿島・横山、ヤマハ・竹下らの即戦力投手を外れ1位候補に挙げていると見られる。

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