秋山監督「真っ向勝負」で倒す 激戦続きで選手成長を実感

[ 2014年10月22日 05:30 ]

体のケアと練習のためヤフオクドームに現れた大隣

 3年ぶりのシリーズ出場となるソフトバンク。リーグ戦、CSがいずれも最終戦までもつれこむなど、厳しい試合が続いた分だけチームは強さを増した。

 秋山監督も「選手たちがチーム一丸となって、ベンチを盛り上げてくれて助かった。見ていて頼もしかった」とひと回り成長した姿に目を細める。

 阪神とは、南海時代の1964年、ダイエー時代の2003年に続き、3度目の対決。過去2回は、いずれも最終戦を制して、日本一となった。

 ただ、今回の阪神は、リーグ覇者の巨人とのCSに4連勝。その勢いを止めることができるかが鍵。指揮官は「真っ向勝負でやっていきたい。本当に勢いのあるチーム。元気があるので、それに負けないように、うちも元気を出して」と気合を入れる。3年前の日本一を経験した内川も「出だしをいいふうに出られれば、いいシリーズになると思う」と序盤での戦いをポイントに挙げた。

 前日のCSファイナルS最終戦で7回無失点でチームを日本シリーズへ導いた大隣は一夜明けたこの日、ヤフオクドームで筋力トレーニング。今季初の中4日で99球を投げたが、「(試合後の)肩の張りはいつも通り。阪神はどこからでも点が取れる隙のない打線。パ・リーグにはない打線という印象」と話した。

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