阪神百貨店 セールは日本シリーズ後に実施の方針

[ 2014年10月18日 22:13 ]

 プロ野球阪神タイガースが18日、9年ぶりの日本シリーズ進出を決めたが、グループの阪神百貨店などはセールを実施せず、日本シリーズ終了後に行う方針だ。当初からこの時点でのセール開催は予定していなかったという。

 リーグ優勝した2005年には、大阪市北区の阪神百貨店梅田本店で記念グッズや関連商品を売り出し、大勢の人でにぎわった。

 当時、優勝による関西への経済効果が全体で643億円に上ると試算した関西大大学院の宮本勝浩教授は「この機にセールをしないなんてもったいない」と残念がる。一方で、日本シリーズ制覇を果たし、仮にグループの阪急、阪神の両百貨店がセールを実施すれば、経済効果は500億円を優に超えると指摘した。

 球団のスポンサー、上新電機の広報担当者も「応援が実っている」と話した。対巨人4連勝に沸く関西の上げ潮ムードを商機と捉え、セールの準備を進める考えだ。

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2014年10月18日のニュース