中日・山井が残留へ 球団と交渉「誠意は伝わりました」

[ 2014年10月18日 05:30 ]

中日・山井

 今年8月に国内フリーエージェント(FA)権を取得した中日の山井大介投手(36)が17日、権利を行使せずチームに残留することを基本線に考えていることを明かした。

 スポニチ本紙の取材に「先日、球団と交渉させてもらった。まだ返事はしていませんが、誠意は伝わりました」と話した。

 シーズン終了直後には「まだどちらとも言えない」と話していたが、今月上旬に落合GMと直接交渉し、複数年契約での残留を要請されて気持ちが動いた。

 今季は先発ローテの軸として自身初めての規定投球回数に到達し、13勝5敗でリーグ最多勝、最高勝率の2冠を獲得。宣言すれば、阪神など複数球団による争奪戦は必至だったが、13年間在籍した中日への思い入れは強い。現在は鳥取市内で自主トレ中で、名古屋に帰ってからもう1度、球団と交渉予定。現時点では他球団の話を聞く意志はなく、次回交渉後にも決断する構えだ。

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2014年10月18日のニュース